スタンレーのウォータージャグってどうなの？使いずらい？おすすめある？
結論：個人的には買ってよかった。
子連れキャンパーとしては使いにくさから失敗でした。
みなさんこんにちはキャンプ歴１１年目、通算１００回以上行っているおのサルキャンプです
今回は私が買ったスタンレーウォータージャグについてのレビューです。
（注意：ここではウォータージャグが必要か不要かは問いません）
これから買おうとしてる方にもメリットはあります
他の商品もおすすめしていますので参考にしていただけたらと思います。
ウォータージャグとは水を入れられるタンクのことです
スタンレーとはアメリカのスタンレー社から出て保冷力抜群のハードタイプのウォータージャグです。
私がスタンレージャグを買った理由は緑色で統一したかったから。
【商品】
容量(L):7.5
長さ(cm):29.7
幅/奥行(cm):29.7
高さ(cm):34.3
重量(g):1,973
（500mlのペットボトル約4本分の重さ）
上部直径(cm):28.1
本体底直径(cm):24.2
保冷効力：9度以下(6時間)
水を入れたときの重さ
約4Lの水を入れたときの重さは6.3kgとなりました。
水の重さは1ℓ1kgです。
５００円玉とサイズ比較
蓋を外すときは４つの隅に止めがあり、そこを外すと簡単に外せます。
左下の５００円玉と比べてみてください。大きさのイメージがつきやすいと思います。
水が出る勢い
水の出る勢いは動画の通りです。少し押しづらいため子供にとっては使いにくいですね。
各パーツ
ジャグの上にある通気口を開けることによって空気の流れを作り水の出を良くしてくれます。
中にある緑色のキャップを外すことで分解が可能。緩いと水が漏れてしまうので注意が必要。
パーツは２種類取り外ししやすいことは洗う人にとっても使う人にとっても安心設計です。
保冷力
保冷剤とコップに入れた氷にて実験
12時間後開封すると氷がまだ残ってるのがわかる。ジャグの中もキンキンに冷えている。
保冷剤は小さいためか溶けていた。
氷も溶けてはいるがしっかり形が残っている。
メリット
蓋を外しやすい。
保冷力は問題ないため優秀だと感じる。
水が入っていなければ子供（2歳）でも持ち上げられる。
パーツを掃除するときは取り外ししやすいのはありがたい。
メリットのネットレビュー
【Pros】
・以前は水筒を人数分用意していたが、かさばる、容量が少なくすぐ足りなくなる、保温性が高くなくすぐにぬるくなる、という問題があった。本商品は7.5Lと大容量で保温性も氷が一晩保つ程度には高く、紙コップさえ準備しておけばこれ一つで水問題は解決する
・保温性が高く、暑い車内に１日放置しても氷が残っている
・夏は部屋に設置しておき朝イチで氷を投入。夜まで冷たい水が飲めるウォーターサーバーとして利用できる
・コックの水切れが思ったよりもよく、ぼたぼた垂れない
・パッキンで密封できるジャグなので、車内などで横倒しになっても漏れない。このような完全密封のウォータージャグはこの商品だけだったと記憶しているので、このポイントだけでも購入価値はある
・7.5Lという大容量なので、五人家族の１日の行楽に対応できる
・STANLEYというだけでかっこいい
小さいサイズもあるようだが、このサイズで大正解。
日々は冷水サーバーとして室内で使用、週末は車に持ち込みレジャー用として使用している。
出典amazon
レビューで注ぎ口のパッキンが切れてしまうというのがあったので、購入時からサーバー用の金属製に変更して使用しています。
はじめのうちは満タン近くまで入れたらハンドルを持ち上げた途端バックルが外れるんじゃないかと心配でしたが大丈夫でした。
普段スタンドがわりに折り畳み丸椅子に乗せて屋内でのみ使用しています。先日椅子から落としてしまった際に床に少し水が出ました。
蛇口や蓋、バックルからではなく蓋に付いている空気穴からでした。
車輌などで水などを入れて運搬する際は空気穴を閉めておけば大丈夫だと思います 出典amazon
デメリット
蛇口を押して水を出す仕組みは子供にとってやりづらい。
人によっては安定しないこともあり、水を出すときに両手を使わなくてはいけない。
持ち手が蓋にしかついていないため片手が埋まる。軽くしても何かにかけることはできない。
ジャグ内のキャップが緩んでいると水が漏れてしまうことがある。（常にキャップを気にかけよう）
デメリットのネットレビュー
保冷や丈夫さは問題ないと思いますが、コックがイマイチです。手を洗うときは片手ずつしかできない。
コックから手を離しただけだとチョロチョロ漏れるので、少し上に戻してあげないとダメです。
他の方のレビューを参考にコックを改造してみます。ただそんな改造をしなくてもいい商品が良かったな…
スタンレーのタンブラーとか気に入ってたから揃えてみたけど、よく考えた方がいいかも。出典amazon
７月に購入して以降、毎日のように使っていましたが、８月の終わりに注ぎ口のパドル周辺から漏水が始まりました。早速分解して調べてみると、パッキンに亀裂が入り密閉が損なわれていました。
パドルを押すたびに鋼線のスプリングの切断面がパッキンに触れ、いつか破れたものと思われます。切断面は一切の処理をされず鋭いままなので、パッキンは耐えられなかったのでしょう。
新たにパッキンを替えたとしても構造的な問題と思われるので再び不具合は生じるものと考えます。
本体の造りはしっかりしていて保温性も良く、何より国産品よりも高価なジャグを僅か２ヶ月の使用で「お役御免」とするには忍びないので、『この商品を買った人はこんな商品も買っています』にあったステンレス製蛇口を別に購入して取り付けました。
長く使いたい人には早々に注ぎ口の対策をお勧めします。出典amazon
【Cons】
・なんだかんだいって7.5は大きい
・コックを分解掃除しようと思うと結構複雑でメンテが大変（水しか入れなければ分解メンテはほぼ不要）
・STANLEY独自のカラーが合わない人にとってももっさりしていて格好悪く感じる
・他の同サイズのウォーターサーバーと比較して価格が高い 出典amazon
レビューにもあるとおり1番のマイナス評価は蛇口の部分。ここを変更するやり方を説明します。
１、蛇口はアマゾンのおすすめから購入
Amazonで注文してから1日後に右の箱が届き3日後に左のファイルが届きました。
ファイルに入ってたのが左にあるプレートです。右側二つが蛇口と止めです。
大きさは数字より５００円玉との比較の方がわかりやすいと思います。
蛇口の重さは1，8キログラム プレートは約３８グラムなのでそこまで重くありません。
２、蛇口と取り付け板２種類購入が必要
蛇口を固定する台の様な役割があルのですが別売りとなっています。
私が購入したときは合計で2449円でした。
スタンレーウォータージャグ7.5リットルが9900円なので
合計で12349円で1万越えをしてしまいました。
これは結構高くついてしまいますね。
３、ウォータージャグの中にある緑の栓を外す
緑の栓をネジのように回して外します。
４、蛇口を外し購入した板を外側に取り付ける
プレートは蛇口を固定するために必要です。
プレートには白いシールで保護されているのでこちらをはがします
５、購入した蛇口本体を差し込みジャグの中から栓で止める
蛇口にメタルスペーサー（上記画像の下から二つ目の銀いろのもの）を先に取り付け
その次にシリコンワッシャー（上記画像のしたの白いシリコン）を取り付ける。
蛇口をスタンレーウォータージャグに差し込む
今度は逆でシリコンワッシャー（白いシリコン）を先につけて
メタルスペーサー（銀いろの止め）を取り付ける。
最後に元々付属していた六角ネジを閉める
注意：六角を閉める道具がないため素手でやりました。指の力が必要で回してると指が痛くなってきました。
閉めるための道具はあったほうが確実にできるのでおすすめです。
５ステップですぐにでも取り替えができるのでおすすめです。
変更後の水の勢い
筆者の偏見と独断で選んだ人が少し持っていなさそうでオシャレで実用的なジャグをおすすめします。
COLAPZ コラプズ Collapsible Water Carrier&Bucket
持ち運びやすさ、色合い、コンパクトさどれをとっても評価高めでした。マイナスなポイント値段が高いだけです。（2022-9-1現在は8250円でした）
色合いも３色あり、グレーとオリーブカラー、TANカラーでどれもキャンプで浮かない色合いになっています。
マルキジオ オイルドラム [ 10L ] marchisio Oil Drum ウォータージャグ
イタリアのマルキジオ社が出している「オイルドラムウォータージャグ」
なんと言っても映えますね。このオシャレさが手に入るなら16500円でも買う！ってかたのみにおすすめです。
保冷力は皆無です。見た目に重視しまくったそんな逸品。
結論
子連れには蛇口を押して出すことに向いていなかった。
大人でも両手を同時に洗うことができない不便さ。
スタンレーウォータージャグを購入するメリットはオシャレさ、そこに重点を置いていなければ１００均などもっと安いものもあるのでそちらを購入することをおすすめする。
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